冬道講習その1

お久しぶりです。遠山です。

本日は冬道での講習を行ってきました。講習を受けられた方はもともと北海道の方ではないため、雪道への慣れも少ない状況でした。ですのでまずは雪質の違いなども含めてお伝えしていきました。

車を走らせてみると、最初なかなり緊張していましたね。ここで遠山の優しくないところが発動!!急発進や急ブレーキをかけさせるなんてことをしました。もちろん周りに車や人がいないことを確認してからの行動になります。
やってみると最初は怖がっていましたが、やっていくうちに「あれ?案外滑らないもんなんですね!」なんていうことも言っておりました。そうなんです!実は思っていたより滑らないなんてことがあるのが雪での運転なんですね。もちろん逆もあります。


雪が降ってきた時の運転でのポイントもあります。ポイントは車(特にタイヤ)の限界を超えないことです。これはあえて車を滑らせてみないとその限界値がどこなのかがわからないとおもいます。ぜひできる方はやってみていただきたいですね。もちろん周囲の状況を確認して絶対に安全なタイミングでやってくださいね!
どこまでアクセルを踏むと滑るのか。どんなブレーキの掛け方だと滑るのか。どんなハンドルの操作だと曲がらないのか。など、いろんなことをやってみてほしいですね!
そんなことをしていると車の動きがよくわかるようになるので、安全運転につながっていきます。

滑らないように運転をするといざ滑った時にパニックになりませんか?今の車はタイヤも含めてかなり高性能になってきていますが、絶対的なものはありません。滑りづらいで有名なブリヂストンのブリザックというタイヤですら、限界を超えると滑ります。また横滑り防止装置なんてものも今の車には付いていますが絶対安全かというと疑問が残ります。
ですので、滑らないように運転・・・ではなく、滑ることを前提に考えて運転をすると、パニックになりずらくなるのではではないでしょうか?
ぜひ車任せタイヤ任せにして速度を落として走っていれば安全という考えではなく、その先の滑るからこそ限界値を知ろう、滑った時の対処方法を知ろう!こんな考えで運転してみてください。
ちなみに私自身若い時に10キロくらいの速度で右折して、曲がりきれずに雪山に突っ込んだ経験があります。ちなみに新品の国産スタッドレスでした。

それでも路面の状況とタイヤや車がマッチングしなければいつ滑るかなんてわからないんです。速度を落としてるから絶対に滑らないなんてこともないです。だからこそ状況に合わせた運転ができるように少しでも技術を向上させてもらいたい。というのが私の願いです。

長くなりましたが、これから北海道は凍結した路面のシーズンに入っていきます。不安をなくすのに講習を受けたり、夜な夜な練習したりして滑る感覚を身につけてみてください!!

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