右左折の方法

まずはカーブや曲がり角の通行のポイントになります。特に速度に関してです

カーブの始まりの約1車長手前までに安全な速度にする

1車長=車1台分です。車1台約5mと考えていただけるといいかなと思います。安全な速度にできたら曲がっている最中はブレーキはできるだけ踏まないようにして、次の加速の準備に移ります。また、長いカーブだとアクセルを使い速度を一定にしながら曲がることも大事になります。特に慣れていないとこれが怖いですよね。ですが、思いきってアクセルで速度のコントロールをしていただけると、車の動きも安定して不安も少なくなるかなと思います。また、どーしても怖い時はアクセルを少しだけ緩めて(一気に離したらダメです)速度を不安のない速度まで落としてあげるのもいいと思います。その時は後方の車にも気を使えるとよりいいですね👍

ちなみに左折の時は、絵に書いたような感じで〝ここまでに安全な速度にする〟というところで徐行になっていると確認がものすごくしやすくなります。

※徐行=徐行とは「車両等がただちに停止することができるような速度で進行すること」(道路交通法第2条20)となっていて、具体的に何km/h以下とは定められていません。 これは道路状況などによってただちに停止できる速度が異なってくるから。 教習所などでは「10km/h以下、かつ1m以内で止まれる速度」

とはいえ、右左折の時に10km/h以下に速度を落とすのは、めちゃくちゃ速度が遅く感じるんですよね。今回も講習中に受講者の方に聞いてみたら、やはり遅く感じるとのこと。『その感覚があるから速度を落としきらず、20km/hとかで曲がることになり、確認が難しくなったりハンドル操作が間に合わなくなったりするんです。』と伝え、実際に10km/hくらいまで速度を落として左折してみると、今度は上手に曲がることができていました!!速度を抑えることにメリットが多くありそうですね。

しかし、なぜ速度が10km/hだと遅く感じてしまうのでしょうか?それはそもそも普通に走っている時に40km/h~60km/hとかで運転しているからですね。そんな速度に目👀が慣れてしまっているのに、いきなり10km/hまで速度を落とす。そりゃ遅く感じますよね。皆さんも経験があると思いますが、高速道路を運転して降りた直後に速度感がバグってしまって気づいたら速度超過になっていたなんてこともあるのではないでしょうか?それと一緒で、人間はさまざまなことに慣れてしまうので、その特性をよく理解しながら具体的にここでは◯◯km/hで走ろうなど決めていき、より安全運転を意識していけると事故も少なくなりますね。また、速度をしっかり落とすことで確認に余裕が持てるので、何かあった時に対処しやすくなるのもメリットですね!

ここまでは速度の話をしてきましたが、今度は走行位置になります。右左折する時にやることがあります。覚えてますでしょうか??右左折する時は

・左折は、約30m手前までになめらかに左に寄せ、30m手前までに左折の合図をし、できる限り左側端に寄り、左側端に沿って徐行して曲がっていく(左に寄せる理由は、直進車や右折車が通りやすいように、また、自転車やバイクが自車の左側に入ってこないようにするため)

・右折は、約30m手前までになめらかに中央に寄せ(中央線が見えなくなる場合があるので、中央と覚えておいた方が便利かと思います)30m手前までに右折の合図をし、できる限り中央に寄り、中心のすぐ内側を徐行して曲がっていく(一方通行の場合は中心の内側になります。)

30m手前の目印は、点線が実線に変わったところを目安にするといいと思います。

右折の場合の中心点の見つけ方は、このオーソドックスな交差点であれば中央線が交わるところですね。ただ、線が交差点の中まで伸びていることはないので、あくまでイメージをして中心点のある場所の想像ができるといいですね!

また、中心点の近くに、この辺で止まると書いてありますが、対向車などがきている場合は止まっていただき、そのまま行けるのであれば、徐行して左の前タイヤが線の辺りを通るようにハンドル操作が出来るようになるといいですね👍

左折ではハンドルをかなりの量切らなければいけませんが、右折の場合は左折より切らずに曲がっていけるので、その辺のハンドルの操作量の違いもわかっておくといいかもしれません。 あとは、曲がり終わる頃にハンドルを戻していくのですが、このコントロールが難しいですね。緊張していると特にハンドルに力が入りやすくなってしますので、さらにコントロールが難しくなってしまします。ですので、できるだけ緊張せずにゆっくりと曲がっていけると戻す時のハンドル操作も良くなっていくと思いますので、少しでも緊張をほぐして運転してみてくださいね!

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